北池の魚
魚の姿を捉えた写真
北池にはたくさん魚がいます。水面近くにいる場合や、アオサギやダイサギなどがクチバシで捕まえた瞬間など、魚の姿を直接見ることができます。2016年8月に北池の観察を始めて以来、これまでに撮影された43枚の写真を下に示します。
大 きいものでは60pを超える鯉(ノゴイ)も数十匹以上見ることができます。鯉がこの大きさに成長するには、4〜5年はかかるようです。稚魚から大きな鯉に 成長する過程で、サギやカワウに食べられずに生き残ったものでしょう。魚の大きさは、写真から見積もったもので、およその値です。

魚の種類
北池にどんな魚が棲息しているのかは分かりませんが、鯉(ノゴイ)や、ゲンゴウロウブナ(ヘラブナ)と思われる魚が撮影されています。写真6のヒゴイは誰 かが放流したものと思われ、2016年8月に観察を始めて以来見られていましたが、12月25日が最後でした。写真7〜10は、ノゴイと思われます。写真 18、28には、体高が高い魚が写っており、ゲンゴウロウブナ(ヘラブナ)と思われます。他にフナやモロコなどもいるかもしれませんが、確認できていませ ん。

産卵時期
鯉の産卵時期は、春から夏といわれます。4月下旬の写真10には数匹の鯉が重なり合って水面より上に出ている様子が、写真11には数匹の鯉が大きな水しぶきをあげている様子が写っています。この2枚の写真は、鯉の産卵の様子を示していると思います。

魚の成長
7月初旬の写真12と13に写っている稚魚は、春に孵化して数p大に成長したものでしょう。
8月末〜9月上旬の写真15、16、17には、10pほどに成長した様子が写っています。鯉は1年で15pほどに成長するようです。

鳥に食べられてしまう魚
アオサギやダイサギ、カワウなどが捕まえた魚の最も大きいのは、25pくらいです(写真18、28、31など)。これより大きな魚は、サギ類やカワウには 捕まらないでしょうが、ミサゴなどの猛禽類には狙われる可能性があります。写真43は、ミサゴが40pを超える大きな魚を足でつかんで、北池の上空を東か ら西方へ飛んでゆく様子です。

魚
写真1 2016.8.28 魚10cm
魚
写真2 2016.10.26 魚10cm
魚
写真3 2016.12.8 魚15〜20p
魚
写真4 2016.12.9 魚10〜15p
魚
写真5 2016.12.9 魚20〜25p
魚
写真6 2016.12.25 魚20〜30p
魚
写真7 2017.3.29 魚60p
魚
写真8 2017.4.8 魚50p
魚
写真9 2017.4.19 魚60p
魚
写真10 2017.4.21 魚50〜60p
魚
写真11 2017.4.28 
魚
写真12 2017.7.16 魚3〜4p
魚
写真13 2017.7.16 魚4p
魚
写真14 2017.7.17 魚60p
魚
写真15 2017.8.29 魚10p
魚
写真16 2017.9.2 魚10p
魚
写真17 2017.9.2 魚10p
魚
写真18 2017.10.20 魚25p
魚
写真19 2017.11.2 魚15p
魚
写真20 2017.11.2 魚15p
魚
写真21 2017.11.2 魚10p
魚
写真22 2017.11.2 魚10p
魚
写真23 2017.11.5 魚15p
魚
写真24 2017.11.10 魚20p
魚
写真25 2017.11.11 魚15p
魚
写真26 2017.11.13 魚15p
魚
写真27 2017.11.13 魚15p
魚
写真28 2017.11.15 魚25p
魚
写真29 2017.11.16 魚15p
魚
写真30 2017.11.16 魚10p
魚
写真31 2017.11.17 魚25p
魚
写真32 2017.11.17 魚20p
魚
写真33 2017.11.19 魚10p
魚
写真34 2017.11.20 魚10p
魚
写真35 2017.11.20 魚10p
魚
写真36 2017.11.21 魚10p
魚
写真37 2017.11.21 魚10p
魚
写真38 2017.11.22 魚10p
魚
写真39 2017.11.23 魚20p(左)、魚20p(右)
魚
写真40 2017.11.24 魚25p
魚
写真41 2017.11.25 魚20p
魚
写真42 2017.11.25 魚20p
大きな魚を運ぶミサゴ
写真43 2017.12.1 大きな魚を運ぶミサゴ

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